
はじめてのガイド、最近慣れてきたガイド、もっと上手にとれるようになりたいなと思っているガイドに向けて、きれいに撮影するコツをお伝えします。
目次
案内編
1. 手振れは最小限に

画面が揺れている映像を見ると、人によっては気分が悪くなったり、酔ってしまう人がいます。
もちろん揺れている状態じゃ見たいものも見えませんよね。
撮影するときは必ず脇をしめて持つ、もしくはセルカ棒を使っておなかの位置で持つようにしましょう。
2. 歩くスピードはいつもよりゆっくり

目的地まで歩くとき、早く連れていきたい気持ちが強くなって、早足になることがよくあります。
トラベラーは、目的地に行くまでの景色も楽しみたいと思っています。急ぎたい気持ちをぐっとこらえて、移動中の風景も楽しんでもらえるように、ゆっくり歩くようにしましょう!
3. 指で見せたいものをさす

「あれ、みえますか?」「これは〇〇です」とあなたがせっかく丁寧に伝えても、言葉だけでは何を伝えたいのか、わかりません。
見てほしいものをしっかり伝えるために、自分の指を使って明確に伝えてみましょう!指を使うだけで、わかりやすさはグンとアップしますよ!
4. 映したい対象があるときは一時停止

なにかをはっきりと映したいときは、動かしながら・歩きながらで映すのではなく、写真を撮るようなイメージで画面を止めてはっきりと映しましょう。
5. トラベラーとの会話を楽しもう

会話を通じて、トラベラーのことを深く知ることで、もっとオンライン旅行を楽しんでいただくことが可能になります。
(例えば、お花など植物が好きな方であれば、近道ではなく少し遠回りをしてお花がきれいな道を通るなど。)「ガイド」をするとき、一方的にはなしがちになりますが、「これ、見たことありますか?」「今日は何で〇〇へオンライン旅行しようと思ったんですか?」など、トラベラーと会話をすることを意識しましょう。
そうすることで、トラベラーが本当に見たいもの、行きたい場所を引き出して、案内してみましょう。
6. 風景だけでなく、自分の顔も映す

トラベラーに素敵な景色を届けたい!
という想いはとても素敵ですが、実はガイドのあなたとオンライン旅行ができることをトラベラーは楽しみにしています。
基本はアウトカメラを使用して、風景を映しても問題はありませんが、会話がメインになっているときや、特に映すものがないときは自分の顔を画面に映しましょう。
7. 案内する場所へ移動するときは、都度伝えよう

「次はどこに案内してくれるんだろう」と、トラベラーは常に楽しみにしてくれています。
ですが、何も伝えずに歩き始めたり、移動してしまうと、「あれ?どこにいくの?」と不安な気持ちになります。
動き始める前には、必ず「△△はいかがでしたか?次は〇〇へ移動しますね」と都度トラベラーへ報告しましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。今回は【満足度の高い撮影をするコツ】をするための7つのポイントについてお伝えしました。
オンライン旅行は気軽さ・手軽さがあり、それが魅力の一つでもありますが、お客様にとってはこれが最初で最後のオンライン旅行かもしれません。
そして、それと同時に「あなたがおなじお客様を案内するのはこれが最後で、一期一会」、ということを忘れずに、大切にガイドを行いましょう。
少しでも、ガイドの皆さんにとって、役に立つ内容になれば幸いです。